まんがく屋 着物買取体験
着物買取業社さんへお願いしようと思ったけど、初めての依頼で不安だったり、スムーズに進めるため先に流れを把握しておきたいという方も多いかと思います。
そんな方に着物買取業者ランキングで紹介した「まんがく屋」で実際に着物買取をしていただいた様子をまとめてみました。
- 着物買取をお願いしたいけど初めてだらけで不安
- 先に着物買取の流れを把握しスムーズに対応したい!
- 着物を高く売るために高価買取のポイントを知りたい!
ミチコ
目次
依頼前に確認しておくこと
営業時間の確認
着物買取業者さんによって営業時間が異なりますので、依頼の前に予め確認しておくことをおすすめします。
「まんがく屋」の場合は電話受付が9:00〜20:00までで年中無休の営業でした。
連絡方法の確認
連絡方法は以下の2つになります。
①お電話
サイトに記載されている電話番号から9:00〜20:00まで連絡できます。
いちいち詳細を入力するのが面倒という方は電話をかけてしまった方が早いかもしれません。
②メール
電話番号横の「24h受付中」を押すと問い合わせフォームが出てきます。
- お名前
- 電話番号
- 都道府県
- メールアドレス
- 査定お申し込み内容
以上の5項目を入力します。
③店舗に直接行く
店舗に直接売りたいものを持ち込む場合ですが、全国に営業所が4ヶ所しかありません。
店頭買取の場合はあらかじめ連絡をしてから行った方が良さそうです。
大阪府吹田市片山町1-18-6 ベルベナー吹田ビル3階
<東京>
東京都品川区中延6-4-18ポッドクレスト中延 B1-1
<埼玉>
埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-123-3コーラル大宮1F
<岐阜>
岐阜県岐阜市神室町4-38-1ROAビル1F
出張買取予約までの流れ・項目
今回は直接ホームページにある番号に電話をかけて出張買取をお願いする事にしました。
電話をかけると「ただいま、あいにくふさがっております」というアナウンスが流れました。
忙しい時間帯なのかな、と思い時間が経ってから再度かけ直すと女性のオペレーターさんが電話に出てくれました。
電話の内容は他の2社と同じようにいくつかの質問をされ、だいたい10〜20分程度で終わりました。
- 査定場所について
- 希望の日時(今回は最短で1週間後)
- 名前、電話番号、年齢、自宅の場所、駐車場の有無
- 売りたい着物の数
- 着物以外にも買取可能な商品の案内 (切手、コイン、骨董、宝石、貴金属、ブランドバックなど)
- 買い取れない着物の説明 (値段がつかないものは引き取れない)
- 本人確認証明書が必要(免許証、保険証など)
- 価格を聞いた後に買取を断る事が可能
- 買取を行わない場合でも出張費などの料金はかからない
最後に、
- 質問はありませんか
- 自宅がわかりにくかったら、携帯に電話をください
という話をして電話は終了しました。
訪問前
朝、色々忙しく準備をしていて30分ほど気づかなかったのですが、約束の2時間前に知らない番号から着信がありました。
留守番電話にも残っていたので聞いてみると、まんがく屋さんからの電話でした。
何かトラブルがあったのかと思い、留守番電話に残っていた0120のフリーダイヤルの電話番号にかけ直してみると、「査定士が早く伺えそうなのですがご予定はいかがですか?」と聞かれました。
予約の時間には少し早かったのですが、特にこちらは予定もなかったので来ていただく事にしました。
車は社名などが入っていないワゴンの軽自動車で来てくれるようです。
スタッフ到着〜査定前
来てくださった査定士さんは50代ぐらいの男性でした。
名刺をいただき、早速査定が始まりました。
同意書のような書類、パンフレットや契約書は特にありませんでした。
査定士さんからは「着物には保存状態や市場のニーズによって買えるもの、買えないものがあります。」といった説明がありました。
査定開始
今回は着物帯襦袢合わせて10点用意しました。
- 着物は誰のものなのか
- 今回どうして着物を売ろうと思ったのか
- どこでまんがく屋を知ったのか
という質問を聞かれました。
質問や会話は、他社と比べると、とても短く感じました。
査定を早く終わらせたい方にはおすすめですね。
やはり他人を家にあげるというのは抵抗があるものですし、予定がある場合は査定はすぐに終わった方が助かります。
査定確認
1つ1つの着物についての金額を聞く事は出来ませんでしたが、買い取れない着物や帯については説明があり納得できました。
- 着物シミがたくさんついてしまっていて、染め直しが必要になり買い取れない
- 着物裏地のない透ける素材の着物のため、合わせが必要になり買い取れない
- 帯色があせており、使用感が強すぎるため買い取れない
買い取れる商品は7点 合わせて、3,000円
という査定結果でした。
状態が悪いもの、夏物の着物のように1枚では着られないものは買い取れないようです。
査定終了後
今回は買取を見送ること伝えたところ、「他に売りたいものはないですか?」と聞かれました。
査定士さんから「今はこういった買取が多いんですよ。」とゴールドの貴金属が入った袋を見せてくださいましたが、家にはなかったのでお断りしました。
「もし、気持ちが変わりましたらまたお電話ください。」との事でした。
査定士さんが「今日は大阪から来ました」と言っていたので、今回は準備の時間がなかったのかもしれません。
営業所は埼玉にもあるようなので、営業所が近ければもう少し詳しくお話が聞けたかもしれません。
滞在時間は短く、10〜15分程です。
わざわざ遠くから来ていただいたのに、なんだか申し訳ない気持ちになりました…
総評
今回まんがく屋に査定をお願いしましたが、査定額が希望の金額に至らなかった事もあり、お断りする事にしました。
着物をしっかりと査定してくれるので、普段から着物を着る方は色々お話が聞けるかもしれません。
店舗が4店舗と少ないので、査定してもらうスケジュールを組むのが少し難しそうですが、1ヶ月先、とまではならないので調整できる範囲だと思います。
- 買い取れない着物がある
- スピーディーな対応を心がけている
- 着物の知識があり、買い取れない理由も説明してもらえる
- 営業所から家が遠く離れている場合、すぐには出張買取に来ることができない場合がある
着物業者に関する基礎知識などは、下記で更に詳しく説明していますので、ぜひご覧になってください。
