浴衣の着付け費用をご紹介!費用相場についても解説!

着付けにかかる料金相場は

大人の女性として、着物をきれいに着こなすことができれば、魅力は大きく高まります。しかし、着物を着る時の難関となるのが「着付け」です。せっかくお気に入りの着物を見つけても、きれいに着ることができないと、喜びも半減してしまいます。

自分で着付けをするのが難しいという場合には、プロに頼むと良いでしょう。着付けは着物の専門店などに行けば行ってもらえる場合もありますし、美容院などでも着付けをおこなっているところはたくさんあります。

今回は、着付けをしてもらう際にかかる費用や段取り、着付けの流れなどについて紹介していきます。美容院に頼むのか着物専門店に頼むのか、などによって相場なども変わってくるので、しっかりと確認しておくことが大切です。また、着付けの流れを知っておけば、自分で着付けをする際の参考にもなるので、ぜひチェックしてみてください。

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着付けは誰に頼めばいいの?

着付けは誰に頼めばいいの
自分で着物の着付けをするのが苦手だという人も多いでしょう。現代の日本では洋服が主流ですから、なかなか着物を着るという機会も少なくなっています。自分の親族などに着物の着付けができる人がいれば良いのですが、そうでない場合の方が多いものです。

そのような時には、着付けのプロが在籍している着物専門店や美容院を訪れましょう。プロの技術で着付けをしてもらうことができるので、自分が行うよりも格段にスムーズに、きれいに仕上げることができます。

もちろんお店でやってもらう場合には費用もかかります。まずはどのくらいかかるのかという相場を知った上で、着付けを依頼すると良いでしょう。

ということでここからは、着物の着付けを依頼する際に掛かる費用について紹介していきます。

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着付けにかかる料金

着物と言っても様々な種類があります。もっとも手軽に着られるのは浴衣ですが、これは普段着にも使われていたものなので、少し練習すれば自分でも簡単に着られるようになります。動画などもたくさん出ているので、自分で少し勉強してみるのも良いでしょう。

しかし、振袖などの本格的な着物となると、自分で着るには少し難易度が高くなってしまいます。そのような場合には、着付けをしてくれる着物専門店や美容院に行って、人にやってもらうと良いでしょう。

着付けの料金相場はさほど高いものではありませんし、美容院などではヘアセットと一緒に料金が組まれていることもあるので、イベントごとなどの時には利用してみると良いでしょう。ということで、着物専門店と美容院それぞれの着付けの料金相場について紹介していきます。

レンタル着物店や呉服店で着付けをしてもらう場合

レンタル着物店・また呉服店などの着物を取り扱っている店では、着物のプロが多く在籍しているので、サービスの一環として着付けしてくれるところもあります。しかしこの場合にも着付け料金がかかるので、依頼の際にはきちんと相場を確認しておくことが大切です。

着物店で着付けをしてもらう場合の相場は、着物の種類によって変わります。振袖の場合は6,000〜20,000円ほどかかるところが多く、留袖の場合は4,000〜15,000円ほどです。ただ、着付けのしやすい浴衣などは価格が比較的リーズナブルで、2,000円〜5,000円ほどと成っています。

また、着付けだけではなく帯の変わり結びなどをする場合にはオプション料金がかかる場合もあります。しかしプロが行うということもあり、着物をきれいに仕上げてくれるので、仕上がりの満足度は高いでしょう。

美容院で着付けを依頼する場合

美容院での着付けは、着物専門店で行うよりは少しリーズナブルな価格設定となっています。訪問着などの場合は5,000〜7,000円程度ですし、振袖の場合も8,000〜11,000円ほどです。また、浴衣の場合は3,500〜5,000円ほどと、こちらは着物専門店とさほど変わりません。着物専門店同様に変わり結びなどの結び方の指定がある場合には、複雑な結び方であるほど料金は高くなります。

美容院ではヘアセットと一緒に着付けの価格が定められている場合もあるので、入卒業式などのイベントではこちらを利用するのも良いでしょう。また、着物や髪型に合わせたメイクをしてくれるところもあるので、こちらもチェックしてみましょう。

美容院での着付けは、基本的にお客さんが持参したものを使って行うので、忘れ物があると着付けをしてもらうことができません。アイテムの販売も基本的にはしてもらえないので、不備がないかどうかということを事前に確認しておくことが大切です。

着付けをスムーズに進めるために

着物専門店や美容院で着付けをしてもらう場合には、きちんと事前に準備をしておくことが大切です。この準備が不十分だと、当日の段取りが悪くなって結局イベントに間に合わなくなってしまう、なんていうこともあるので気をつけなければなりません。

せっかくの晴れ舞台で着物を着ようと考えている人は、しっかりと準備をした上で当日を迎えるようにしてください。準備不足では、うまくいくものも行かなくなってしまいます。

では、着付けをしてもらう際にはどのようなことに気をつけておけばいいのでしょうか。ここからは着付けの当日にチェックすべきことや、事前の動き方について紹介していきます。

きちんと段取りを踏んで手続きをしておくことで、当日もスムーズに着付けをしてもらうことができるので、大切なポイントをしっかりチェックしておきましょう。

スケジュールには余裕をもって

着付け当日、重い荷物を持って行ったのに「予約がないと入れません」となったら悲しいものです。「当日行っても入れるよね」なんて甘く考えていると、痛い目をみることになります。着付けをするとなるとお店側も準備が必要なので、基本的に予約は必須です。

特に入学式や卒業式のシーズンは着付けの予約が立て込むこともあるので、しっかりと準備をしておきましょう。とは言っても、着付けを予定している日の間近になって予約をしようと思っていても、埋まっている場合がほとんどです。きちんと余裕を持って予約を完了させるためには、遅くとも1か月前には予約を済ませておくようにしましょう。

そのためには着物も早めに手配しておく必要があるので、きちんと準備をして置くことが大切なのです。

着付け当日は服装にも気を付けましょう

きちんと予約をすることができれば一安心ですが、着付けの当日にも準備は必要です。和装は洋服とは着こなし方も変わってくるので、着ていく服にも注意しなければなりません。特に下着は、着物の仕上がりを左右する大切なポイントになるので、チェックしておいてください。

下着を着る際には、ウエストの位置が低いものを選びましょう。ウエストが高い位置に設定されている下着は洋服であればバストをふっくらと見せる効果がありますが、着物に合わせると下紐や帯の部分に絡まりやすいので、うまく着ることができなくなってしまうのです。

洋服の時に着るブラではなく、「和装ブラ」と呼ばれる和装専用のブラを用意しておくと、和装ともきれいに馴染んで美しく仕上がります。予めこの和装ブラを着てお店に入ると、着付けもスムーズに進むでしょう。

浴衣の着付けの流れを簡単にご紹介!

ここまで、お店で着付けをする際のポイントについて紹介してきましたが、着物というのは洋服とは着方が全く異なります。着付けをしてもらうからいいやと考えるのではなく、まずは和装とはどのような流れで着付けをするものなのか、ということを知っておくことも大切です。

和装の流れとして押さえておくべきポイントは大きく分けて6つあります。簡易的な浴衣でも本格的な振袖や留袖でもその基本は変わらないので、チェックしてみてください。

ということでここからは、和装をする際の基本の流れについて紹介します。これらのポイントをおくことで、着付けをしてもらう際にも自分からスムーズに動くことができますし、浴衣など簡易的なものを着る際に自分で着付けをすることができます。

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浴衣の前・襟合わせは右前

浴衣を着る場合に気になるのが、襟の前合わせの方向です。これにはきちんとしたルールがあるので、確認しておきましょう。前合わせというのは浴衣の襟の前になる部分のことで、どちらでもいいというわけではありません。

和装をする際には、基本的に左側の見頃が上に来るように着ます。これは左右を間違えると、意味が大きく異なるので注意が必要です。一般的に「左前」の着物は「死装束」と呼ばれ、死者に着せる着物の着付け方となります。「左前」は縁起が悪いと言われているので、着物を着るときには注意してください。

注意しなければならない点がもう一つあります。女性は洋服を着る際にボタンを留める服だと左側が前になることが多いので、着物を着るときに前に来る方の見頃を間違えがちです。「洋服とは逆」というように覚えておきましょう。

浴衣を羽織り、裾の位置を決める

浴衣の見頃の位置を確認したら、いよいよ浴衣を羽織って着付けを始めましょう。この時に、背縫いの位置が背骨に重なるようにすると、まっすぐのきれいなラインを作ることができます。浴衣は長めに作られているものが多いので、羽織ったら衿先を持って浴衣を引き上げ、裾の高さを決めます。くるぶしが出るくらい上げておくと、後で調整しやすいです。

そのあと裾の位置を整える際に、くるぶしが隠れるか隠れないかの位置に竹を調整します。高さが決まったら、左右の裾の位置がずれないように襟を反対側の脇に持って行き、固定してください。下前となる左見頃の裾の位置を4〜5cm持ち上げるようにして位置を決めると、きれいに仕上がります。続いて上前の右見頃は3cmほど持ち上げて脇で位置を決めましょう。

腰紐を結びおはしょりを作る

裾の高さが決まったら、腰紐を使って見頃の位置を固定します。この時高さがずれないように注意をして、少しきつめに結ぶのが崩れにくくするためのポイントです。胸のすぐ下辺りに前から紐を当て、後ろで交差させてから前で結びます。この時、真正面で結ぶと帯を巻く時に邪魔になってしまうので、左右どちらかに寄せて結ぶようにしてください。

紐を結んだだけの状態では、全体的にシワができている状態なので、左右の穴(身八つ口)から手を入れて、シワを伸ばしてきれいに整えましょう。この時にきちんとシワを伸ばしておかないと、仕上がりの見た目が悪くなってしまうので注意が必要です。

左右の身八つ口から手を入れることで、前部分と後ろ部分の両方のシワを伸ばすことができるので、背中も忘れないようにしてください。

おはしょりを整える

見頃のシワを整えたら、おはしょりを整えましょう。「おはしょり」は着物の専門用語で、着丈を合わせるために腰部分で折り返した部分のことを指します。このおはしょりをきれいに仕上げられるかどうかが、着付けを成功させるポイントと言えるのです。

おはしょりを整える際にも、先ほどシワを整えた時と同様に身八つ口から手を入れて行います。袋状になっている部分に手を入れたら左右に手を動かすようにして、きれいに整えてください。前のおはしょりを整えたら、後ろも忘れずに行いましょう。

後ろのおはしょりを整えるのは少し難しく感じることもありますが、鏡の前に立って行えば、見やすいので便利です。おはしょりは浴衣の長さと身長によって長さが変わりますが、帯の下に5〜6cmほど出る長さが理想的とされています。

胸紐を結ぶ

おはしょりをきれいに整えたら、今度は胸紐を結んで浴衣全体を固定しましょう。胸紐を結ぶ際には、腰紐を結んだのと同様の手順で行えばOKです。ただ、胸紐をきつく結びすぎると呼吸が苦しくなってしまいますし、胸の型崩れも気になります。息を吸ってみた時に苦しく感じない程度に結んでみると良いでしょう。

腰紐と同じように中央よりも左右どちらかに寄せて結び目を作り、結んだ紐端は紐の内側に折り込むようにして目立たせないようにします。少しきつく結ぶことによって背中にシワができやすいので、背中に手を入れて左右にシワを伸ばし、きれいに整えましょう。

胸紐を結ぶと浴衣がしっかりと固定されるので、崩れにくくなります。ここまでの作業をスムーズに行えるようになれば、浴衣の着付けも簡単感じるようになるでしょう。

しわをとり、達締めを巻く

胸紐を結んで浴衣を固定したら、最後に全体をチェックして、シワができていないかを確認します。シワがあるとどうしても仕上がりがきれいに見えないので、最終確認をすることはとても大切なことです。

鏡の前で全身をチェックしてシワがあれば伸ばし、全体をきれいに整えたら最後に伊達締めを巻きます。着物を着るときの伊達締めの役割としては、襟合わせを固定して、おはしょりの位置を整えるものです。

伊達締めなしでも着付けができないわけではありませんが、やはり伊達締めを使った方が帯を巻いた後の仕上がりもきれいに映えます。伊達締めは白地にマジックテープで固定するタイプのシンプルなものから、デザインが入ったおしゃれなものまでその種類は様々です。

まとめ

今回は、着付けを依頼する際に気になる料金や、浴衣の着付けのやり方について紹介してきました。着物はハードルが高いと思いがちですが、プロにお願いすることできれいに着付けをすることができます。

また、簡易的な着物である浴衣であれば、自分でも簡単に着付けをすることができるので、ぜひ試してみてください。着物で練習をすれば、着方がわかってきて振袖などに応用することができるようになります。

きれいに着付けをして、着物ライフを楽しみましょう!

ミチコ