着物美人、浴衣美人…憧れますよね。
でも、着物や浴衣は普段着る機会もなく、着付けの順番は?メイクは?と迷うことだらけ。
ミチコ
浴衣メイクの順番とは?髪型が先?着付けが先?
浴衣を着る時に、メイクが先?ヘアメイクはいつすればいいの?
慣れないことに手間取る人も多いでしょう。着付け、メイク、ヘアメイクの順番についてご紹介します。
着付け・メイク・ヘアメイクのタイミング
着物や浴衣を着る時のメイク、ヘアメイクの順番は、まずメイクをして、その後にヘアメイク、そして最後に浴衣を着るのがオススメです。
例えば、浴衣を着てからメイクをした場合、ファンデーションなどが浴衣に付いてしまう可能性があります。
自前でもショックですが、レンタルのものだと困りますよね。
また、浴衣はその構造から腕が上げにくいのです。
慣れない浴衣の袖を回しながらメイクするのは大変!ヘアメイクだと、さらに高く腕を上げて行いますから疲れてしまうことも…。
そのため、メイク、ヘアメイクと済ませてから、浴衣を着ます。
ただし、メイクの中でも着付け後につけることをオススメしたいのが、チークと口紅。
この2つは浴衣の色味に合うものを選んで使いましょう。
いつもと同じものを使用すると、浴衣と合わず浮いてしまう可能性もありますから、要注意。
色味を合わせることで、一気にあか抜けした浴衣メイクにすることができますよ!
浴衣に似合う!色っぽく美人になるメイク方法
浴衣に似合うメイクにはどのようなものがあるのでしょうか?
ベースメイクからアイメイクやリップ、チーク、そしてヘアメイクまで、美人メイクになる方法をご紹介します!
浴衣のベースメイク
せっかくの浴衣でのお出掛けも、化粧が崩れていないか気にしながらでは楽しめません。
思いっきり楽しむためにも、あらかじめ、汗や皮脂が多くても崩れにくいベースメイクをしていくことをオススメします。
そのためにはスキンケアが何より大切!
しっかりと保湿して、化粧に進みましょう。
さらに化粧崩れを防止するために大切なのは、化粧下地です。
「汗や皮脂に強い」化粧下地を使用しましょう。
目元や頬は乾燥しがち…という人は、部分使いもオススメです。
皮脂が出やすいTゾーン、小鼻、顎の部分は、汗や皮脂に強い化粧下地を使用し、その他の部分は普段使いのものを使用するのです。
また、小鼻の皮脂崩れ用などの下地も出ているので、こういったものを部分的に使ってみるのもよいでしょう。
浴衣に合うアイメイク
浴衣の時は、ナチュラルなブラウン系のアイメイクにしてみてはいかがでしょうか?印象が優しくなりますよ。
ブラウンを基本とした3色か4色程度入ったアイシャドウを購入すると使いやすいですね。
パール系のラメなども少し入れてあげると華やかな印象に。
アイライナーやアイブロウも、ダークブラウンのような色を選ぶと馴染みます。
マスカラは、カール力があり、汗に強いタイプを使用するのがオススメ!途中で崩れてこないよう、ウォータープルーフタイプにしましょう。
カラーコンタクトは、アイメイクに合わせてブラウン系を選ぶことで優しく自然な印象に。
デカ目すぎないグラデーションのものを使うと、黒目の大きさを盛りつつも、いかにも感がなく浴衣にマッチしますよ!
浴衣に合うリップ・チーク
透明感と清潔感、そこに華やかさをプラスするのが、リップやチークです。
まずラベンター系のチークを頬全体に入れることで、透明感を出すことができます。そこにピンク系チークを頬骨に沿って入れましょう。
口紅の色は、浴衣の色味に合わせるのがベスト!色味と合わないと浮いてしまいます。
また着物の時は、ラインをしっかりと取った口紅をさす人が多いですが、浴衣の場合は、ゆるくほんわりとした口紅の入れ方で、イメージが柔らかくなります。
コンシーラーで口紅の輪郭を消してから、濃い目の色を中心部分に、そこから薄めの色を唇の外側にのせてぼかし、グラデーションを作ります。
グロスは、中心を多めにしながら全体にのせることで、可愛らしい印象を与えることができますよ!
浴衣のヘアメイクは?
髪の毛の長さによって、さまざまなヘアメイクがありますが、ゆるくまとめるのがイマドキ。
ロングヘアの場合でも、アレンジする前にコテで巻いてから、ゆるふわのお団子を作ることで、こなれ感を演出することができますよ。
ショートの場合には、前髪だけロープ編みをして編み込んだり、前髪をいつもより深く取ってサイドに流すだけでも、イメージがグッと変わり浴衣に似合います。
ボブであれば、そのままのスタイルでも和風のアクセントとしてヘア小物を取り入れるだけでも、一気に浴衣ヘアメイクに変身させることができますよ。
浴衣メイクの注意点
浴衣メイクは、ナチュラルさを演出しつつも、浴衣と合うポイントの色を差すことで華やかさを演出することができます。
ファンデーションも艶感のあるものを使用することで、自然な印象を与えることができます。
ミチコ
色っぽさがマイナスになってしまうNGメイク
浴衣メイクと張り切ってしまい、つい派手な色のアイメイクで仕上げてしまうと、色っぽさを出すつもりでも、浴衣と浮いてしまうことも。
また、色を多く使いすぎてしまうと統一感に欠けてしまいます。浴衣や帯に合わせた色選びをすることが何より大切です。
年代別の浴衣メイクを解説
浴衣メイクといっても、年代によって合うメイクは異なるものです。それぞれの年代での浴衣メイクのポイントをご紹介します。
浴衣メイク~10代・20代~
肌のキレイな10代・20代は、せっかくの肌の美しさをひきたたせるメイクがおすすめ!
ファンデを厚塗りしては、台無しになってしまうことも。
スキンケアをしっかりとして、浴衣や帯に合わせた色合いのチークや口紅で可愛く仕上げてみましょう。
浴衣メイクのコツ~30代~
30代になると、大人っぽさの中に素肌感がプラスできるとよいでしょう。
ベースメイクにパール感をプラスするのもおすすめ!パステル系のアイシャドウにすることで、自然な可愛らしさを演出するとベター。
浴衣メイクのコツ~40代~
大人らしさはもちろん、肌の美しさも強調したい40代の浴衣メイク。陶器肌に仕上げて、しっとりとした雰囲気に仕上げてみては?
ただし、厚塗りはNGです。
艶やかさを意識して。
柄に合わせた差し色を、口紅に入れるのもおすすめ。口紅に入れにくい色の時にはマニキュアやペディキュアで合わせるのもよいでしょう。
浴衣メイクのコツ~50代以降~
上品さを出したい50代以降の浴衣メイク。
べったりとした印象を与えないためにも、ハイライトやシェービングを上手く入れて立体感を出してみて!
アイメイクは控えめに入れることで、上品さを引き立てます。
また眉を柔らかく仕上げることで、上品な大人の浴衣メイクにすることができるでしょう。
浴衣別オススメメイク
浴衣メイクと一口にいっても、すべて一緒ではありません。浴衣の色や雰囲気によって、メイクを変えることが大切です。
それぞれの雰囲気や色合いから、合う色やメイクポイントをご紹介します。
落ち着きのある大人な紺色系
カラーは、ブルー系や赤系が合います。アイライナーは黒で入れてキリっとさせるのもポイント。
可憐な白系
ピンクやパステルカラーでチークやアイメイクを仕上げると、可愛らしい印象になります。
アイラインも、跳ね上げるのではなく、自然な形でひく方がよいでしょう。
セクシーな赤系
赤系の浴衣に負けないよう、口紅も華やかな赤色を選ぶのがオススメ。
アイラインは、思い切ってたれ目風に入れると可愛くセクシーに仕上がります。
親しみやすく明るい黄・オレンジ系
緑やカーキ系などを使ってアイメイクをすると、黄色やオレンジとの相性がよいでしょう。
ラメにゴールドを使っても素敵!口紅は、オレンジ系で揃えると統一感が生まれます。
浴衣メイクまとめ
浴衣メイクについてご紹介しました。
着物や和装は、現代の私たちにとって縁遠いもの。着付けの順番ひとつとっても手間取ってしまいますね。
メイクも迷うところです。洋装と同じメイクではなく、浴衣や帯に合わせたメイクをすることがポイントです。また、年代によっても浴衣メイクに求めるものは違ってきます。
ミチコ